こんにちは、繁栄サロンコンサルの片岡ゆみこです。
今日は、多くの現場で起きている
「言ってるのに、なぜか伝わらない」問題についてお話しします。
・スタッフに毎回伝えてるのに同じミスが起きる。
・お客様にセルフケアの大切さを何度も伝えてるのに、全然やってもらえない。
——そんな経験、あなたもありませんか?
実はこれ、伝える側の「伝え方」ではなく、
“届け方の設計”がズレていることが原因かもしれません。
伝える=「届ける設計」である
たとえば、私自身の話です。
健康のために「セルフケアしてくださいね」とお客様に伝えても、
Youtubeやインスタを発信しても、見るだけで、終わり・・・
ほとんどの方が1回はやるけど、なかなか続けてくれませんでした。
「カラダに良いことを言ってるのに、この良さがなぜ伝わらないのだろう・・・」
その時、気づいたんです。
お客様が“今本当に求めていること”と、
私が“伝えたいこと”がズレていたのだと。
ある日、あるお客様にこう伝えました。
「最近、お顔のくすみが気になるって言ってましたよね。
実はこのストレッチで、肌のトーンが上がるって方が多いんです。」
そう言った瞬間、その方の目が変わりました。
これまで、いくら「肩の痛みが取れますよ。」といってもやってもらえなかったのに、
翌週まで、そのお客様はストレッチをしっかり続けてくれていたんです。
英語で正論を言っても伝わらないのと同じ
どんなに正しいことでも、
“相手の言語”で話さなければ届かない。
相手が聞いているのは、こちらの「正しさ」ではなく、
“自分に関係があるかどうか”。
つまり、「伝える」というのは、
“相手の悩みに届く言葉を設計すること”。
私も、これまでカイロプラクティックを22年やってきて、
健康のためにたくさんの知識やアドバイスを持っていました。でも、美容を取り入れたことで、
「美肌」や「小顔」といった“お客様の関心”とつながる言葉で伝えられるようになったのですね。
その結果、Youtubeも10万人の方にチャンネル登録をしてもらえ
銀の盾までいただけるようになりました。
(よかったら、セルフケア方法おすすめなので、チャンネル登録もお願いします)
しかも、トレーニングや、セルフケアを実践してもらえるようになり、
むしろ以前よりも“お客様の健康状態”を上げることができたのです。
「伝えてるのに伝わらない」ときの問いかけ
そんなときはちょっと考えてみてください。
今伝えたいあなたの発信・説明・教育は、
Q.相手の“今”に合わせた言葉になっていますか?
Q.“こちらの都合”で一方的に話していませんか?
Q.「伝えたいこと」ではなく「相手が受け取りやすい形」になっていますか?
たった一度、説明の言い回しを変えただけで、
行動が変わることはたくさんあります。
私もまだまだ練習している最中です。
一緒に、伝えたいことではなく、相手に伝わる設計で話す訓練をしましょう。
今日のワーク
最後に1つだけ、相手に伝えたいことがあるときこそ
ぜひ自分に問いかけてみてください。
「これ、相手目線で伝えてるだろうか?」
そして、説明を“相手の悩み・目的”に合わせて、言い換えてみてください。
その瞬間、あなたの言葉はきっと届きはじめます。
それでは、また次回のブログでお会いしましょう。
片岡でした。
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